「玉ねぎ」が
旬ですね
いろんな方々から
おすそ分けをいただき
毎日、玉ねぎ
美味しくいただいています
玉ねぎの成分である
フラボノイドの
ケルセチンは・・・・
今日はそんな学術的な
お話ではなく(^-^
最近あった
「玉ねぎ事件」
実話をご紹介します
先日、70代の女性お客様が
熱中症のような血流データで
不整脈も出ていて
危ない状態でした
「どうしました!
何かあったでしょ?」
15年に渡る薬局のご利用で
人間関係のストレスは
フリーになられましたので
肉体疲労を起こす
何かがあったはず
曰く、
「玉ねぎ掘りに頑張りました」
それまでは
ご主人と二人でやっていた
しかし、今年は
自分一人でやった
ならば、
作付面積を縮小するなど
対策を講じていいはずだが
毛頭なかった
例年通り
「やる」
ただ、今回は
「自分一人で」
私は真剣に
諭しました
「玉ねぎよりも
自分の命をどうか
大切にしてください」
暑い日差しの中、
一人で玉ねぎと向き合う
生来の意地と根性
「明日は雨だから、今日のうちに
もっとやっておこう」
気力は
素晴らしい
しかし、それに
体力が付いて行かない
体の悲鳴、
体からのSOSを軽く見て
ここまでやる!という
目標はやり遂げた
しかしいその結果、
語弊はありますが
「死にかけた」
この時、漢方を処方するだけではなく
循環器科の専門医を紹介すべきかと
考えたくらいですから
数日後、
「3日間畑仕事はせずに
昼間横になり、夜もぐっすり寝て
おかげで体調が良くなりました」
連絡をいただき
ホッとしましたが。。。。。
私には過去、
苦い経験があるのです
頑張り屋のお客様が
「畑で帰らぬ人になっていた」
という。。。
「もう少しで終わる」
「もう少し頑張ろう」
その意地と根性で
命を落とされた
何を隠そう、私自身
昨年そうなりそうに
なったわけでして。。。
本人は
無理をしている
つもりはない
「無理しないで!」
言われても
「大丈夫、無理してない」
返事をする
常識的には
頑張り屋で
仕事もできて
他人に頼らずに
他人に迷惑を
かけないように
自分一人で
全部やろうとする
頼って、甘えて
他人にお願いして
「自分が楽になろう」
「もっと楽をしよう」
それが
極めて苦手なタイプ
そうしたタイプの人には
神様から
「もう、十分頑張ったから
天に戻って来なさい」
帰還命令、
招集がかかったり
するのかも・・・(^-^;
話を戻して
同じく70代の女性お客様
血流データ80点!
体調、バッチリ!
スマホの写真を
見せてもらいました
GW中、関東に住む
娘家族が帰省して来た
都会の孫たちに
「玉ねぎ体験させよう」
みんなで掘った後、
玉ねぎを束ねているところ
(写真、左の麦わら帽子がご本人)
都会で
土に触れる機会は
極めて少ない
玉ねぎはスーパーで見ても
収穫前の玉ねぎ(地上部の全草)を
見たことない
今のご時世、
小学生・中学生が
およそ手に持ちたいものは
「スマホ」
玉ねぎ掘りと違って
手も汚れないし、
とっても面白い
玉ねぎには失礼ですが・・・・
玉ねぎなんて
スマホと違って
いつでもどこでも
安く買える
食べたくなったら
スーパーに買いに行けばいい
お札は要らない
小銭で十分足りる
子どもの頃から
そんな考えで
そんな世の中で
ほんとうに
いいのか?
「お金さえ出せば」
その考えは平和ボケの
象徴であり
「食糧難の時代に対する抵抗力」
極めて脆弱になるでしょう
玉ねぎで
命を落としそうになった
先のお客様には
そのことを伝えました
お子さんやお孫さんたちの
生命力のために
サバイバルに
強い家族になるために
「さあ~今週末、
みんなで玉ねぎ掘りしよう!」
気を使わずに
声をかけれたら
よかったですね、と
家族の中で
何でもかんでも
自分一人でしていると。。。
ほかの家族がそれに甘えて
何もしなくなるものです
何もしない家族のほうが
健康で長生きする
世の中、そんな
理不尽な法則があるのです
「来月の梅の収穫は
息子家族に声を掛けます」
おっしゃっていました😊
玉ねぎのおかげで
自分を大事にすることを
悟られたという
最近の実話でした
遺品にならずに
ホント、よかった・・・・・💦