日曜日の
小浜マラソン大会の参加費は
「5000円」でした
寒い中、わざわざ
疲れることに
5000円も使うなんて
5000円あったら
100円のパンが
50個も買えるぞ!
釜揚げうどん
10杯食べても
おつりが来るぞ!
確かに
パンもうどんも
食べきれないほど買える
と思いますが・・・
そうした
お金の価値観の人は
「目に見える物」だけに
お金を使う習性がある
形として見えない
手に触れて確認できない
見えないものには
お金を使いたくない
形に残らない
「体験」「思い出」
そこに
お金を使おうとしない
ドラッグストアや量販店の
安売りにお金を使い
安く手に入れたことに
一人満足する
そんな傾向が
あるような
ないような・・・・・
それで幸せなら
まことに結構なことですが
魅力的な人
尊敬できる人
失礼ながら
見たことないですね・・・
マラソン大会の駐車場で
隣の車のランナーに
話しかけられました
な、なんと!
御年77才
東長崎から小浜まで
一人で運転して来て
5kmに
エントリーしたそう!
その人が、また
実に陽気で明るい
「ではお互い頑張りましょう!」
別れてスタートラインに立った
スタート地点は
たくさんのランナー
号砲が鳴り、15分ほど
走っていると・・・
あの“おじいちゃん”
じゃないか!
\(^o^)/
おじいちゃん、このとおり
写真ポーズにも
応えてくれて
私を抜き去って
5kmの折り返し地点で
私とハイタッチ!して
復路ゴールに向けて
疾走していかれました
今日はご家族と参加する
予定だったけど、風邪で
自分一人で来た、と
もうハーフは無理だけど
普段に10km
走ることもある、と
とにかく
おじいちゃん
陽気で笑顔がいい😊
さすがに
体力が落ちて
老化を実感して来て
あ~もう辛いから
止めよう・・・って
思わないんですか?
正直な思い、尋ねてみたら・・・
体力的には
辛いけれど
楽しい事が多いから
続けられるよ~~~
私はこの
“おじいちゃんの説法”
心底、感激( ;∀;)
自分も
おじいちゃんのように
年を重ねていきたい!
ヒシヒシと思いました
以前、高齢者を対象に
≪体は老いて病んでも
心は若く美しく≫
数回講演を頼まれて
話したことがあります
こちらの
おじいちゃん
そんな話なんか
聞かなくても
マラソン大会を通じて
自ら、
悟っていらっしゃる
楽しく生きるとは
どういうことか?
実体験されている
「百聞は一見に如かず」ごとく
たくさん
話を聞いても
たくさん
セッションを受けても
自分の行動が
変わらなければ
自分の体験に
落とし込めなければ
何も変わりません
「マラソン=辛いだけ」
その方程式の思考は
体力的な
辛いことばかりに
フォーカスして
走る中で
大会に参加する中で
「楽しさ」
見いだせない結果かも
しれません
私が心掛けているのは
沿道から
声援してくれる人たちに
「ありがとうございます」
声に出して
笑顔で応えること
今回は1Kmごとに
標識を持って立っていた
地元中学生たちに
「寒い中ありがとう!」
全員に声掛けしました
2時間余りの
20kmの道中で
たくさん
「ありがとう!」
声に出して言いました
タイムや順位目当ての
「ガチランナー」には
もちろん、いません(余裕ない)
ゴールした後は
温泉に入って
蒸し牡蠣を食べて
帰りに
愛野展望台で
記念撮影して♡
(カメラマンORC部員(^-^)
走っている時は
辛いけど
それ以上に
楽しむ術を知っている
楽しめている
「辛かった・・・」
ではなく
「楽しかった!」
で終わることができている
楽しい中ばかりにいては
「ほんとうの楽しさ」
知ることはできません
「楽しさを見出す力」
育たちません
おじいちゃんのように
走る苦しさ辛さを
感じながらも
その中で
「楽しさ」を見出す
だから、
38歳から40年近く
参加されているのだと思います
よくマラソンが
人生に例えられる所以は
そういうことなんだ!
再認識した
小浜マラソンでした\(^o^)