8日金曜日、
午前中の相談を終えて
午後からは予定なしだったので
9日の大雪警報に備えて
『おでん』
作ることにしました
しかし!
翌日、大変なことに
気づいたのです
「厚揚げ豆腐」
買い忘れたのでした
大好きなおでんネタ
でもあるので
大雪の中、リュックをしょって
歩いて買いに行くことにしました
しかも
“あの傘”で


カメラマン

京泊公園は
完全な雪景色

ここは野良猫が多いのですが
もちろん、その姿はありません
「こんな寒い日は
どこで過ごしているんだろう?」
思って歩いていたら・・・・

わかります? ベンチの下です
「ここにいるよ!」
言わんばかりの
寒いだろうに・・・・
かわいそうだなあ・・・・
そう思いながら
厚揚げ豆腐を目指して
無事に買い求めて


帰路、
あの猫のことが心配になり
立ち寄ってみたら・・・

「連れて帰ろうか・・・・?」
思ったものの
「いや、それが自分の悪い癖だ!」
思い直して
帰宅しました
無事に
厚揚げ豆腐、投入できましたが

やっぱり、あの猫のことが
気になり・・・・・
保護するのではなく
自分のできる範囲で
できることはないか?
その結果、
ひらめいたのが
「ダンボール箱と携帯用カイロ」
の差し入れでした
それを持って再び
猫の元へ



一度入って、
また出てきた時の様子
後のことは考えず、
後ろ髪を引かれる思いで
踵(きびす)を返しました
さくらの里のりえこさんから
「先生、なんですぐに保護しないの!」
言われるかも?と
思いながら(^-^;
私はなぜか、
猫の遺体とよく遭遇します
車にひかれて即死
生温かい猫も
葬ったこともあります
これまで葬った野良猫
5~6匹
今回も偶然ではなく
レスキューの使命か?と
思ったのですが
すぐに助けようとする
後先考えない行為
自分なりに反省して
自重するようになりました
それでたくさん
悩んできましたから・・・・
猫ではなく
「人」に対して
「もっと良くしてあげたい!」
「幸せになってほしい!」
その同情心は
自分の「エゴ」
相手への「押し付け」になる
自分のために
そう思うようにしました
そして、
相手のその苦難は
その苦難を体験するための
<魂の成長>のための
貴重な出来事
それを同情心から
邪魔してはいけない
そうした考えを学び、
持てるようになりました
時にそれは
「冷たい」「非情」
なのでしょうが
自分のそれは
「見守る母性」
そう割り切って
あの猫の
<ベンチ下で越冬する体験>
それを同情心から
邪魔してはいけない・・・
と思いながらも
人と猫は違いますから(^-^;
「一番搾りに入って暖をとれているか?」
気になったので
夕方、日が落ちる前に
若先生を引き連れて
再び見に行きました
まだいたら、
寒そうにしていたら
やっぱり
一晩保護してあげようと思って・・・(^-^;
すると、誰かが
そのベンチにいました
遠くからしばらく
様子を見ていました
この公園には
“”猫おばさん“がいて
野良猫に
エサをまいています
犬を散歩させる
こちらとしては
とっても
迷惑な行為なのですが
「こういう時こそ、猫おばさん
保護しないのかな?」
と思っていました
雪で視界が悪く
何をしているか?
はっきりとは
確認できません
やがて人影が無くなったので
そのベンチに向かうと・・・・



一番搾りが
空になっていました!!!\(^o^)/
目撃した女性が
“猫おばさん”どうかは
わかりませんが
その人が保護したことを
目撃しました
役目を終えた
一番搾りを回収して

よくベンチ周りを見ると・・・・
人の足跡がたくさんあって
あの猫を心配して
見ていた通行人
結構いたことも
わかりました
一番搾りの差し入れしか
できなかったけれど
一番搾りの箱
それを見た人が
何かを感じて、その猫を
保護するきっかけとなった
間接的にあの猫の
役に立てた
そう勝手に思いました
太田憲一、よくぞ
すぐに保護せずに
よく待てた!えらいぞ!!
\(^o^)/
さて、
厚揚げ豆腐を買い忘れて
翌日買い物に出向いてなければ
あの猫との
出逢いもなかった
今日のブログネタも
なかった
やっぱり、
すべては
<偶然ではなく必然>
すべては
<行動して体験して学ぶ>
再認識しました
「かわいそう・・・」
「いや、待て!」
同情心に葛藤した
出来事でしたが
ブレーキ踏んで
「あ~よかった~~~!」
その安堵の中での
<おでんと雪見酒>
格別だったという
お話でした
今朝の薬局
