終末期のご家族に
薬剤師の私はこれまで
言ってきました
「最後まであきらめずに
漢方での奇跡を信じて
一緒に頑張りましょう」
でも、4年前に
看取り士の資格
取得した今では
「正直、厳しい状態です
結果に重きを置かない
看病をおすすめします
最後まで何ができるか?
何をしてあげられるか?
それが今、これから
一番大切です
後悔なく最後まで
自分はやったと
自分が思えること
それが最も
尊いことです
悲しいけれど
死別を恐れず
受け入れながら
全力を尽くす
声かけ、笑顔を大切に
過ごしてみてください
<家族に大切にされた>
そのことがご本人にとっても
最も尊いことでなり
死を自ら受容することに
つながりますから」
おととい、
そうしたアドバイスを
ご家族にかけました
その後、ご家族から
メールをいただきました
はっきり言ってくださって
ありがとうございました
モヤモヤしていたものが
なんだかスッキリしました
現状を受け入れながら
最後まで父に
寄り添ってみます
いかに死別を
前向きに
受け入れられるか?
いかにすれば先々
良き想い出にできるか?
「安心安穏」
当該人に
提供するだけではなく
見守るご家族にも
それを提供する
それが看取り士の
仕事でもあります