長崎の薬局 太田東西薬局 東洋医学・漢方相談専門

<自律神経>と<考え方・生き方・生活環境>

2週間前、お客さまから
こんな相談を受けました

「おしっこする時に違和感があって
病院に行ったのですが、良くなりません。
2件目の病院で処方された薬を飲むと
なんだか気持ちが沈みます。。。」

1件目では
膀胱炎と診断されて
抗菌薬を処方された
(セオリー通りのNQ製剤)

全く効果なく、
むしろ下痢軟便になった
(NQで腸内細菌が乱れた)

次の病院で処方された薬が(右)

過活動膀胱治療剤

西洋医学は
泌尿器専門ドクターが

細菌感染の観点から

膀胱平滑筋の
収縮弛緩異常の観点から

薬を処方します

漢方の八味地黄丸の
効能効果を使って

「当たれば儲けもの」
感覚で処方する
医者・薬剤師もいますが

私は今まで
処方したことはありません

(漢方薬の効能効果を利用した
通販番組に気をつけてください)

そのお客様から
今日、来月の予約の
申し込み電話がありましたが

「おかげさまで、治りました!」

嬉しい報告をいただきました😊

今日のブログは
“自慢話”ではなく

このブログ読者の皆さんには
「視野を広く持ってほしい」

そう願っての内容です

どうして
私の処方が効いたのか?

それは
膀胱ではなく

膀胱から
遠く離れた「脳」

<脳ーーーーー膀胱>

の関係

脳というのは
脳外科で撮影する
CT画像のような

「目に見える脳」
ではなく

「目に見えない脳」
見極める

目に見えない脳=

考え方・生き方

脳に影響する

👉その人の思考グセ

👉その人が置かれている
 生活環境

それを重視して処方したので
奏功したと思われます

ネットで自律神経の画像を検索すれば
以下のような図がたくさん見れます

西洋医学(今の病院)は
図の中央の臓器・器官重視で
それらを治療していきます

目なら眼科

肺なら胸部外科

心臓なら心臓外科内科

肝臓・胃・大腸なら消化器外科内科

腎臓なら腎臓外科内科

子宮なら婦人科

そして
膀胱なら泌尿器科

いわゆる

「細分化」された医療

目に見える画像で
異常があれば

切除手術

それはそれで
必要な時もあるでしょうが

それら臓器は単独で
営まれているのではなく

脳と配線されている

その配線が

<自律神経>

自律神経=交感神経+副交感神経

図では複雑な回路ですが
シンプルに考えれば

結局は
「脳とつながっている」

わけです

具体的には

「おしっこしたい!」

それ、脳で(頭で)
感じているでしょ?

膀胱で
感じてますか?

膀胱で(下腹部で)
感じるときは

かなりおしっこ
我慢している時ですよ

昨日、相談が続いたので
下腹部パンパンになりました😅

部分部分を
それぞれの医者に
診てもらうことも大切ですが

それだけなら
毎日が病院通いになり
各分野から薬が処方され

いわゆる
“薬漬け”
なりかねません

たくさんの薬の副作用で
さらに体調を悪くして

その症状を治してもらおうと
さらに違う病院に行って
また薬もらって。。。。

そういう人たち、
結構多いと思われます

そのお客様は
ご主人と2人で
毎月薬局に通われています

ご夫婦の

👉生活スタイル
👉思考グセ

“熟知”していますので

的確なアドバイスとともに
的確な漢方を処方して
的確に効いた次第です

今月号の
大田東西かわら版のタイトル

自画自賛
しています😊

自律神経を通じて
体内の各パーツを

リセットして
正常機能に回復するのは。。。

医者でも
私でもなく

主役は

「あなた」

なのです😊

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