長崎の薬局 太田東西薬局 東洋医学・漢方相談専門

鎮痛剤常用の意識と習慣、気を付けてください

有名なロキソニン

ピンクの小粒は
コーラック

ピンクの中粒が
ロキソニン

この薬はボクが
大学病院時代に
発売された鎮痛剤で

メーカー
三共さんのドル箱

女性ウケのために
ピンク色にした

大学病院当時、
MRから耳にして
記憶しています

その薬で救われた人たちも
多いとは思います

が、その薬の常用で
健康を崩した人たちもいる

薬の副作用で
他科を受診していたり

鎮痛剤の副作用は
一般に胃腸障害

なので、胃粘膜保護剤と
セットで処方されます

・セルベックス
・ムコスタ
・マーズレンSなど

ボクが鎮痛剤常用に
警笛を鳴らすのは

胃腸障害でもなく
腎障害でもありません

「血圧」

大きく左右されるのです

高血圧体質は
さらに高血圧になり
(必然、降圧剤が追加される)

低血圧体質は
さらに低血圧になる

なぜか??

痛みを止めるのは
「患部の血流を遮断」
する作用からです

どっくんどっくん
ずっきんずっきん

あの患部の拍動は
そこに組織修復のために
血流が増しているから


「痛い!」のは
辛いことだけど

それは患部修復の
自然治癒力でもある

風邪と同じ、です

発熱し、
咳をし、
鼻水が出て、
喉が痛い・・・・

それら症状は
侵入した細菌・ウイルス

排除しようと頑張っている
自然治癒力の反応

それを辛いからと
仕事ができないからと


・解熱鎮痛剤
・咳止め
・鼻水止め

すぐに服用することは
私はお勧めしていません

それら薬で自覚症状は
一時的に楽になっても

自然治癒力を妨げ
風邪が長引いたりする

短期間で
スッキリ治らない

鎮痛剤は、基本
自然治癒力を妨げる
対症療法

「痛くなる前に
早めに飲んでおこう」

その繰り返しから
習慣性となる

自然治癒力を
応援しながら

鎮痛剤や風邪薬は
“適宜”用いる

太田東西薬局は
そのスタンスです

今日、
ロキソニンの副作用
発見しました!

血圧「82の46」

驚きの低血圧(;゚Д゚)

今までは最高血圧
110代だった

その女性は
先月、尻もちをついて

仙骨の圧迫骨折をして
辛い痛みを抱えて
不自由になった

突然襲われる
激痛は辛く怖い・・・

ロキソニン服用は
医者からも勧められ
医療業界では常道

でも、年齢が83
低血圧体質のやせ型

そこは慎重に
経過を見る必要がある

血圧低下で
ふらついて

再び転んで
寝たきりになっては

本末転倒です

これが
起きていました

「前もって飲む」

多くの痛みに悩む患者が
その思い(予期不安)から

痛くなる前に
服用しています

それは一概に
悪いということではなく

ケース・バイ・ケース

「ベネフィットとリスク」

両面から
結論を出すことです

今日の80代の女性は
痛みに対する不安から
ロキソニンを飲んでいた

その気持ちは理解できる

でも、
薬剤師としては
見逃せない!

太田先生は

占いしたり
ヨガしたり

ギター弾いたり
盆踊りしたり

あげくに
変装したり・・・

もしかしたら
「薬剤師としての評価」

低いかも
しれませんが💦

それは、薬剤師として
確かな知性と教養
あってのパフォーマンス

と、言わせてください!😊

来局当初、
50点だったのが

テルミーの後
92点になっていた!

血圧、82/46が

「112/60」に改善


テルミーで体温が上がって
血流が改善されています

テルミー中、珍しく
「寒い」と言っていたのは

それも、
“解熱”鎮痛剤

体温低下の影響だと
考えられます

頭痛や生理痛で
鎮痛剤常用している女性が

「低体温」「冷え性」なのは

体質だけではなく
解熱鎮痛剤の影響もある

嫁のテルミーで
姑さん

<元氣>
取り戻しました~(*´▽`*)

太田先生は

西洋東洋の薬に
精通する
<立派な薬剤師>

知らなかった??(笑)

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