今日は薬局を閉めて
<DOT(同伴太田東西)>
佐世保まで
出向きました
DOTとは。。。
医者のムンテラに
同席するサービスです
ムンテラとは
医者からの
診断結果と治療方針の
患者サイドへの説明の
業界用語です
「太田先生に同席願いたい」
お客様から
ご要望があったので
同伴しました
薬局を閉めてでも
DOTに動いたのは
だって
20年来のお付き合いの
家族同然の大切な
お客さまだから
私は
大学病院に勤めていた職歴もあり、
父や義母のムンテラに何度も
“主役”として顔を出した経験から、
堂々と冷静に
ムンテラを受けられます
事前にお客様に伝えました
「即答はいけません
どんなことを言われても
数日考えさせてください
返答することです」
改めて同伴して
感じたことは。。。。
自らに
医学的知識なく
権力(医療の頂点にいる医者)に
極めて従順な人たちは
「はい、わかりました
先生にすべてお任せします」
疑問なく返答する
診察室での雰囲気
でも
病院の医者は
「西洋医学のプロ」
であって
決して
「健康長寿のプロ」
ではない
学問的治療を優先して
QOL(生活の質)は
軽視している
<自分の命>
<自分の人生>
<自分の終末>
それを大切に
するなら
決して簡単に
即答してはいけない
冷静に対峙するように
お客さまには事前に
お話ししていた結果
実に冷静に対峙できた
ムンテラとなりました
外来の待合室から
診察室前の
待合スペースに呼ばれて
二人で並んで座って
尋ねてみました
「太田東西薬局の待合室とは
雰囲気が違いますよね?
待っている心境、
何が違います?」
お客様が答えました
「薬局では太田先生に
会うのが楽しみで
待っていますが、
今はただただ
不安です」
DOTの目的・意義は
その
“不安”に寄り添い
同伴することで
少しでもお客様の
<不安>
消すためにあります
「先々、いい思い出になりますよ!
はい、笑顔で!」
記念撮影しました😊😊
スタンプ顔の下
満面の笑み、です😊
笑っている患者・家族は
私たち2人だけ
でした。。。(^-^;
診察室に促され
ムンテラ開始
主治医の先生は
とてもいい方で
私からの
しつこいくらいの質問にも
丁寧に答えてくださいました(^-^;
ちなみに、私の
「薬剤師」という身分は
これまでのDOTでも
ちゃんと主治医に隠さず
明かしてお話しします
DOTで最も
留意している点は
お客様自身に
・自分で考えて
・自分で選択して
・自分で決めてもらうこと
私は私の
バイアスなく
薬剤師として
客観的に
<主治医の考え>
<治療に用いる薬>
わかりやすく
解説した上で
最後は
「自分で」
決めてもらいます
「東洋医学のバイアス」
私には
誓ってありません
だってここは
<太田“東西”薬局>
だから
東洋医学&西洋医学の
“東西”
だから
東西両医学
どちらにどこまで
傾倒して
健康を回復していくか?
それが最も
大切なことです
昨日は
別のお客様から
深刻なご相談
<臓器移植>
私は
“東西”でも
東洋医学を
生業としていますので
さすがに
<臓器移植>
考えさせられましたが・・・・
自分の本音を伝えて
後はご家族に
選択決断して
もらうことにしました
昨日の
<臓器移植>
今日の
<化学療法>
改めて感じたことは
西洋医学は
完璧なまでに
「体と心を切り離して」
物事を解決していく方針
肉体のみに
目を向けて
肉体の問題に
対処していく
体と心を切り離す
治療方針の
是非・善悪は
論議に値しない
要は、
患者の目の前に
出された治療方針の
<様々なメニュー>
それに対して
自分がどう
向き合っていくか?
後悔しないように
他罰的にならないように
「自分が責任を持つ」
レストランで
様々な品があって
「どれが食べたいか?」
自分で選んで決めるように
結局は
医療も同様で
患者サイドが
「何を選ぶか?」
「何をオーダーするか?」
選択決断・自己責任
改めて求められる
時代になったと感じた
DOTとなりました
昔よりも
メニューの選択肢が
増えたことは
良いことですが
メニューが
増えた分、
「どれにしようか・・・?」
悩みも迷いも比例して
増えている
だからこそ、
何事もない時から
<メニューの選択>
ある程度決めておく
必要があります
10月からの新体制
スタートで
昨日は6時まで
フル相談
今日は
DOT
やり遂げた自分に
自信を持てながら
お客様の
困難と不安に
寄り添い続ける
本人の選択決断を
引き出してあげる
仕事の本分が
明瞭となった
2日間でした😊
昨日夕方6時半の自撮り(^-^;