長崎の薬局 太田東西薬局 東洋医学・漢方相談専門

形式にとらわれない~「お彼岸=先祖供養=お墓参り」より大切なことがある

連休のお彼岸中に
お墓参りに出かけた方は
立派ですよ

でもね、

「あの人たちは
全然参らない!」

「いつも自分ばかり!」

そんな気持ちで
墓参りして

ご先祖さんたち、
喜ぶと思いますか?

いつも夫は行こうとせず
どうして嫁の私だけが・・・とか

長男である兄が行くべきなのに
どうして嫁に出た私が・・・とか


でもお彼岸だから
墓参りに行かなきゃだし・・・とか

夫や長男の兄は
暑い中ありがとうの
一言も言ってくれない・・・とか

それで関係性が
悪くなるなら


無神論者で墓参りなど
したことのない

するつもりもない
夫婦やきょうだいが

トラブルなくて
いいじゃない

「お彼岸には墓参りすべき!」

その義務感から
いざこざは生じるものです

昨日、太田家の墓参りに
行くつもりでしたが

母親の体調が
悪化しました

墓から実家に
目的地を変更しました

妻がテルミーを施し

私も加わっての施術

施術後は
薬剤師として

ジェモの調合

翌日、悪化するようなら
一人暮らしは無理

自宅に連れて来るか
入院の方向で話しました

幸い今日、
少し調子が良くなった

というので
様子を見ることに

今月号のかわら版の
表紙の写真の紙は

母親に向けて
書き記したもの

なかなか治らず
思い通りにならないと

誰でもそんな自分に
苛立ち、腹立たしく

そして
情けなくなります

母親の世代の女性に

「ご自愛ください」

言ったところで
ご自愛なんかできない

自愛=自分を愛する

自分を愛するなんて
とてもできない

自分を愛する????

やり方がわからない😅

病気の時に一番、
心掛けるべきことは

病気になった自分を
認め、許し、愛すること

でも多くの人が
それができない

不幸にも襲ってきた病気を
一日も早く退治するために
治療に頑張る

それが常識となっている

私はそれに
異を唱え続けています
(唱え続け27年)

自分が痛めた場所に

どれだけ
愛を向けられるか

どれだけ
「ごめんね」と
いたわることができるか?

ひざ痛で長年悩む
女性お客様が昔、

「はがいかっ!
膝から下を切って
捨てるごたる!」

バリバリの長崎弁で
言っていたことを
いまだ記憶していますが・・・

その方は漢方でも治らず
両ひざ人工関節にして

結果、
車イスとなりました

ひざ痛を起こしたのは
日々の自分の所業の結果

想い通りにならない
それに対して

「怒り」
向けていた

自分のひざを
優しくなでながら

「ごめんね、今まで
無理させてきて」

そう語りかけるのが
「自愛する」
ということ

母親は今、
その修行に入っている
と考えています😊😊

ということで、
昨日は

お墓参り以上の
先祖供養ができた!

と思っています


先祖になった
母親の両親は
(私から見て母方の祖父母)

特に喜んでいるんじゃ
ないかなあ~(*´▽`*)

今を生きる家族が
仲良く助け合っている
情景を届けること


それこそが真の
「供養」だと
私は思います

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