長崎の薬局 太田東西薬局 東洋医学・漢方相談専門

失ってから後悔するな!

愛犬の健康問題が
目下の悩みではありますが、
今月号の太田東西かわら版に記したように

困難に直面した時に、
どれだけ
「気分」
切り換えることができるか?

「なんでこんな病気に!」

「どうして? どうしてよ~!」

そうした悲観と現実否定に
さいなまれるのではなく、

「では、どうすれば問題解決できるか?」

すばやくシフトする。

人が思考停止状態に陥る状態は
およそ2つあります。

1つは
何をやっていいのか?
わからない時

もう1つは
何をしたらいいかわかるけど
どうやったらいいのか?
わからない時


多くは後者。

家族の病気を治したいけど
どうやったらいいのか?
それがわからない。

医者に任せるしかないのか・・・

私が思考停止状態にならずに
すぐに次の行動をとれるのは

愛犬の回復のために
何を、どうやったらいいか?

それがわかったからです。

肝臓の腫瘍を消すためには
CRPを下げる必要がある。

それは抗炎症作用の漢方を
与えることがメインではなく

愛犬に
寄り添って触れ合うこと。

その意識付けを持って
日々接すること。

「その結果、どうなるのか・・・?」
先のことは考えない。

そんなことにエネルギーを使わずに
今、できることに専念する!



それは、病気という現実を
否認・無視することではなく
それを受け入れて

今、できることに最善を尽くす!

「今日もごはんを完食した!」

「散歩も元気にできた!」

「最近は吐かないぞ!」

治癒を信じて
目の前の平穏無事に
「感謝する思い」を持つ。



愛犬とのお別れは
1か月後、1年後、5年後・・・
早かれ遅かれ必ず来る。

いずれにしても
その時、後悔せずに
悲しみを最小限にするには


先を案じて
悲観して不安になることなく

今、できることを
淡々とやる!


だから、病気がわかってから
私は触れ合う時間を
最大限にとっています。

先の日曜日、
ひざに抱っこしていたら



うわっ!!(・□・;)

さながらドラマや映画の感動シーンように
飼い主のひざの上で
死んでいくのか!!!!


それくらい
リラックスしていました(笑)

今までは
ボール遊び大好きのシルクを
優先させていましたが


今は
ナッツが優先です(^^)

ひざ抱っこを
1時間半する中で

ナッツは自ら体調を崩すことで
飼い主の私に
教えてくれている気がしました。


「もっと、のんびりしなよ~
 あんたが体、壊すよ~~」

抱っこしながら
ふと、空を見て思ったのです。

「最近、ゆっくりと空を眺める
 時間なんてなかったなあ~~」と

仕事と家庭の両立

自分のための時間と
家族のための時間の配分



そういうことを
愛犬の病気から

改めて
考えさせられたのでした。


いずれにしても

病気の家族に
寄り添って触れ合って

自分が最大限の

「母性」

発揮できたなら

死別は悲しいけれど
後悔はしないはず。


家族の病気に直面して

自分が
「何をしたらいいのか?」
「どうしたらいいのか?」

その答えが見つからずに

病院任せ
医者任せ
薬任せ
にするから

後で後悔するのです。



結果には必ず、
そうなった原因がある。



そこに家族が
気づいてあげられるかどうか?


それが「運命の分かれ道」だと
思います。

根本原因に気づけば
その起こった結果の必要性は
無くなるので
その事象は
無くなると信じます。

大切な家族を失ってから
後悔している人は

そうした観点が
欠落しているものです。

失ってから後悔する人生ほど
後悔する人生は他にない。


そう私は思います。

だから日々、
お客様家族をまとめようと
相談に力が入るのです。



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