最近、一気に読破した本がある
この本が上梓されたのは
2021年2月
著者中村さんは
その4か月後、
2021年6月5日
肺がんで逝去された
享年81歳
中村さんの書籍は
以下、すべて読んでいた
どうせ死ぬなら、がんがいい
そのとおり、
中村さんは
がんで亡くなられた
こんなに自らの
「がん」「死」
事前に受け入れ
当事者となっても
受け入れ
”有言実行”
死を恐れずに
亡くなっていかれた人も
稀有な存在だ
医師の資格を持ちながら
<大往生したけりゃ、医療とかかわるな>
その中村さんの考えは
自分の
薬剤師でありながら
「大往生したけりゃ、病院の薬とかかわるな」
自分の肩書を否定する生き方が
重なったからだ
今月号の太田東西かわら版
病院での治療、
病院への受診を断り
在宅での療養、
在宅への往診を選んだ内容
義母幸子さんに
すべて任されたものの
自分の中でどこかに
迷いもあった・・・
でも、
中村さんのこの本で
最善の選択をしたと
確信が持てた
病院に入院すれば
病院の患者(利用客)となり
病院の方針のもとに
すべて管理される
そこに自分の意志や希望は
優先されない
「されるがまま」だ
一方、在宅では
自分の意志や希望が
ある程度は尊重される
自分の意志がすべて
叶えられなくても
自分の意志を
伝えることはできる
入院は
「アウェー状態」
在宅はまさに
「ホーム」だ
コロナの騒動から
「医療崩壊」という
言葉が出てきた
感染して
死にそうになっても
病院で診てもらえない
入院できない
メディアと医師会は
それを煽っている
中村さんは生前、本の中で
そのことも喝破している
病院を当てにするな!と(笑)
そう、コロナの前から
「大往生したけりゃ、医療とかかわるな!」
中村さんは
発信していたわけで😊
昨年は
トイレットペーパーを筆頭に
メディアからさんざん
「無くなるぞ~」「生活に困るぞ~」
不安を煽られた
今でも
「感染者過去最多更新」
連日連夜、
不安を煽られている
冷静に考えれば・・・
死因が
「コロナ感染死」
なる確率は
圧倒的に低いのに
もっと、ほかの病気で
亡くなる確率が
圧倒的に高いのに
「コロナ」ばかりに
目が向いている
感染死よりも、
<不安を煽られるストレス>で
病に伏して
死にかねないのに
中村さん風に言えば
「生」にばかり
目が向いていて
「死」に対して
盲目になっている状態
8月はお盆
ご先祖様の
供養・法事よりも
自分の死に向き合って
自分も遅かれ早かれ
あの世に行く身
自分の死の
自覚を深める
それが正しい
お盆の過ごし方
と、思います
自分の死と向き合えた時、
メディアに煽られる不安も
軽減されていると思います
中村さんは今年、
<初盆>
「俺には要らぬお世話だよ!」
あの世から
おっしゃっている気がします(笑)
医療崩壊というニュースに
不安を煽られないためには
「在宅医療」の覚悟を
おすすめします