長崎の薬局 太田東西薬局 東洋医学・漢方相談専門

ミクロとマクロの人生

人間関係の
取捨選択というのは

感情的な好き嫌いでする
ことではありません

幼稚園生みたいに

なんとかちゃんは
好きだけど
なんとかは
嫌い!みたいな(笑)

生きる
「方向性と視点」
それで判断しましょう!

アフガニスタンで
中村哲さんが
亡くなられました

この方は
「医師」です

しかし、
アフガニスタンでの医業から

ショベルカーに乗って
用水路づくりに
尽力された

まさに
医師から一転、
「土木作業員」

なぜ、いわゆる
ホワイトカラーから
ブルーカラーに転身したのか?

いくら
最新の医療技術を導入しても
たくさん薬を処方しても

救えない命を
目の当たりにした
からだと思われます

その時に、

そのまま医師として
出来る限りにのことを
しようと思う人と

人命救助の
「本質」を考えて
行動する人に分かれる

中村医師は
医療よりも
「環境」を重視された

環境を整備しなければ
治る病気も治せない

そのためには
まずは「水」

良質の「水」が無くては
はじまらないと考えて

用水路整備に
生き方を変えた



医者という立場を捨てて
「現場」に立った!

もっとも
ふつうの医者ならば

アフガニスタンなんかに
行こうなんて
とても思わない

ドクターX、昔の
白い巨塔のドラマのように

自らの
地位名誉金銭欲

ひたすら追い求めて
“先進国医療”に
終始しているはず

中村医師は
そんな日本では

「変わり者の医者」であり
「変な奴」なのでしょう

死亡ニュースを見た人の中には

「アフガニスタンなんか
そんな危ない所に行くから
殺されたのよ」

「日本で医師をしていれば
死ななくてもすんだのに」

そう思っている人もいると
予想されますが

中村医師の死に
どれだけ多くの現地の人が

涙を流し
残念がり
感謝したでしょう

結局、

ミクロに
堅実に
無難に
安全に生きるのか?

中村医師のように

マクロに
大胆に
果敢に
大儀を持って生きるのか?



私は中村医師から
改めて

後者の生き方を
追従して生きて行く

その勇気と覚悟を
自覚させられました

誤解を恐れずに言えば

「死に方」なんか
どうでもいい

大切なことは


「いかに生きたか?」

改めて
考えさせられた
残念な出来事でしたが

改めて
自覚させられた
見事な人生でした

ぜひこの動画
ご覧ください

https://www.youtube.com/watch?v=zuEY9Ib9wAM

マクロに生きている人に
共通することは

到達地点(悟り)が
同じだということ

武力・軍事といった
「力の制圧」ではなく

信頼関係
「人の調和」にこそ
真の解決と平和がある

西洋医学と
武力軍事は

健康・平和のためには
「敵を叩きのめす」

そうした共通した
ミクロの発想を感じます

「がん細胞=敵」

手術、抗がん剤、放射線

徹底的に
“撲滅”する

マクロな視点に立つと

がん細胞=敵として
敵を排除しようとせずに

がん細胞が生まれた
「環境」こそに問題がある

と考えて、
「環境整備」
第一義とする

環境が改善されれば
自然治癒力で
自然淘汰される

どこまで
自分の立場にとらわれずに
「本質」を追及できるか?


追及する
勇気と覚悟を持てるか?

それが

「生きる方向性と視点」

そう私は思います

「100の診療所より1本の用水路」

珠玉の遺言です

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