長崎の薬局 太田東西薬局 東洋医学・漢方相談専門

「手が温かい」のは冷え症かも?です

いや~~~~
寒かった(今でも寒い)
ですね!

今朝

豪雪地帯の温泉宿みたいで
雰囲気いいね😊

今日は燃えるゴミの日
父子で1週間分のゴミ出し

さて、そんな雪にも負けずに
ご来局いただいたお客様

こちらのお客様は
20年間、
続けてくださっていますが

手指がこわばるということで
整形外科を受診したら

リウマチの疑いありと
言われたそう

整形外科の先生よりも
そのお客様とは

家族同然の
長いお付き合いなので

リウマチ科に通院する前に
私の見立てを信じて
実践してみてください

お伝えしました

アドバイスは

寝る前に
首にタオルを巻いて
寝ること
(写真は巻き方の実演)

上質のハンドクリーム
(オーラルピース)をつけて

手袋をはめたまま
寝ること

その習慣を続けて
朝起きた時の手指の調子
確認していってください

といったアドバイスとともに
もちろん、

然るべき漢方も
処方いたしました

体温測定器で
手掌温度を計ってみると

掌は
青白く冷たくなく

赤くて
あったかい

これは

「手指の血流が良い」

「冷え症ではない」

ではなく・・・・

東洋医学で言う

<手掌煩熱>(しゅしょうはんねつ)

いわゆる、
「ほてっている」状態

実際、こちらのお客様は
「シルク+綿の靴下重ね履き」
励行者でいらっしゃいますが

たまに靴下がぬげている
(無意識に脱いでいる)そう

手足が
<煩熱>している状態

これも東洋医学の言葉にある
<陰極まれば陽になる>

<寒が極まって熱になる>
といった意味

西洋医学的には

動静脈吻合(ふんごう)のはたらきが
低下している状態だと考えられます

そのことが
この顕微鏡でわかります

ほんとうに
冷え症ではなく

血流良好で
手足があったかいのか?

それとも

今回のように
冷え症からの<ほてり>

自律神経・ホルモンバランスの
乱れから起こる
<煩熱>なのか?

それを判断して差し上げるのが
私なのですが・・・・😊

手足があったかいことを

「自分は冷え症じゃない」
「冷え症が治った」

勘違いされているケースが
よくあります

昨夜や今晩のような
気温が氷点下になっても

「靴下も手袋もイヤ!」

そんな人は
「寒さ冷えに強い人」
ではなく・・・

自律神経・血流が
大きく乱れている可能性大

冬は手も足も
冷えていいのです

「寒いっ!」「冷たいっ!」と
感じて

あったかいものを
食する、手にする

それが自然であり
そのほうが良いのです

今日は雪のおかげで
ヒマだったので

ブログに
専門性を持たせて

正しい知識の流布に
力を入れました!😊

お役に立てば幸いです

予定外の
こんな一コマもありました😊

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