くだんのお客様が
今朝、旅立たれた
いや、今世を
見事に卒業された
点滴なし、酸素吸入なし
素晴らしい
「自然死」
肉体のすべてを使い果たして
この世を卒業された「総代」
そう言っても過言ではない
ご遺族の方から
「先生、ネタ使ってください」
さすがに・・・と
迷ったけれど
ご好意を素直に受け入れ
使わせていただく
生き切った家族
やり切った家族
悲しいけれど
涙は流れるけれど
そこに
後悔は無かった
穏やかな
お顔だった
以下、
カメラマンは娘さん

<真菰(まこも)と麻(あさ)>
創作して捧げた


日本人が古に行っていた
日本の看取りの作法
ご家族にも
促した

顔出しOKですよと
言われましたが
さすがに・・・(^_^;)
それくらいご家族の方は
「やり切った」
だから、
お悔やみ申し上げますとか
残念ですとか
私はご家族に
告げなかった
ともに
生き切り、やり切った!
別れは悲しいけれど
そこに
後悔は無い
「先生がいてくれて、
ほんとうに心強かった」
ご家族から感謝された
年単位の延命、奇跡は
起こせなかったけれど
振り返って思えば
ご本人よりも
ご家族を支えて来た
そう、回顧される
薬局では
みんなが笑顔になった
いつから日本人は
死を忌み嫌い
死者から離れる生き方に
変わったのだろう・・・
すべてを
病院や葬儀社に任せる
在宅、看取りを
敬遠する今の日本人
西洋かぶれも
甚だしい
“卒業生”と
隣同士で寝て過ごす
出棺まで
肉体に触れる
自分の温かみを
死者に与える
死別は決して
不幸なことではない
と、記しても
やっぱ、悲しいですよ・・・泣
そんなタイミングで
今日いらしたお客様方から
美酒をいただき
栗ご飯をいただき
今夜の弔い酒、
まことに最高です(涙)
78年の地球学校のご卒業
まことにおめでとうございます!
\(^o^)/





