長崎の薬局 太田東西薬局 東洋医学・漢方相談専門

初心

「ナッツくん、その後どうですか?」

お客様からご心配いただいておりますが
8歳となったこともあってか、

弱ってしまいました・・・

「犬の老化は急に来る」

学んだ次第です。

「7~8歳からをシニア犬と呼ぶ」
そうした知識はあったものの、

うちのナッツは8歳でも元気!

どこか他人事、いや「他犬事」のように
考えている自分がいました。

しかし、
絶好調には遠い・・・

スイスイと階段を上って、
ガツガツと早食いして、
もっとクレクレ~といった
過去の愛犬の姿はありません。

正直、悲しいけれど

犬の8歳は
「老犬」に入るという現実。

さて、
今月号の太田東西かわら版のネタは
先月、由布岳に犬たちと
登山した記事。




それが1か月後には
病床に伏す犬となり、
死別の覚悟まで迫られる。

日々の幸せに
感謝しているつもりでしたが

それが当たり前だった
日常が得られない現実は
辛いものがあります。

ちょうど8年前の
我が家の家族になった写真を見て

「あの頃のような、ナッツに対する思いを
 自分は継続できていたのか?」

そう自問自答して
YES!と断言できない自分に
情けなくなりました。


「人間が犬の下になる」

5年前のこの写真のような
寝そべっての
触れ合いも減っていた・・・・



昔の自分は
もっと愛犬たちと触れ合っていた・・・

仕事ファーストの自分を
大きく反省しました。




でも、先のブログに記したように
自分を責めても何も始まりません。

そして、今回の件で
犬の気持ちに詳しいお客様や知人から
アドバイスされたことは

「犬は決して飼い主を
恨んだり責めたりしないんです。
だから自分を責めてはいけませんよ」

人間の子育てが終わって
ホッとしていたら

犬の子たちから
まだまだ学ばされるとは・・・

ナッツの病気から
関わり方を反省し
見直す機会となりました。


シニア犬という現実を踏まえ

ロング散歩は必要ない。

その代わり、
排泄のために
まめに外に連れ出す。

老いた現実を受け入れて
最善の対処を講じていく。

飼い主(親)の考え方生き方を
進化させていくことが、
ナッツ(子)の回復につながる。

そう信じて。





さて、
夏休みが始まり
お子さんの1学期の通知表に


「・・・」😞


凹んでいるお母さんさんも
いると思いますが



分娩の時、そして
我が子を始めて抱っこした時には

「無事に生まれて来てくれて
 ありがとう!」

ただただ
そう思っていたはず。

子育てでイライラしたり、
つまづいた時には

当時の写真を振り返って

当時の


「初心」

想い出すことです。

まだまだ子どもとの生活は続く。

別れは来ない。


そうした“勘違い”から


大切な家族がピンチになった時に
後悔するのです。

成績が悪い

親の言うことを聞かない

片付けが出来ない

ゲームばかり

そうした不満も
子どもが今、健康だから
抱けるのですよ。


「初心」

忘れないように、
大切にしましょうね!




















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